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研究概要

吉子研究室では,加齢や運動が生体に与える影響を研究しています.特に"骨格筋"に着目し,骨格筋の形態・質・代謝を非侵襲的に評価することで,健康づくりや競技パフォーマンス向上におけるエビデンスの確立やそれらに関する課題の解決を目指して研究活動に取り組んでいます.

 

本研究室では,超音波装置,磁気共鳴画像・分光装置 (MRI・MRS),血液などを使って骨格筋の質や代謝に関するデータをヒト生体から測定しています.さらに筋電図法・近赤外線分光法などによって得られた生体情報を掛け合わせることで,骨格筋の生理学的特性の解明を目標としています.

 

そのなかでも特に"高齢者"と"骨格筋の筋の質 (筋肉の霜降り化)"に関する研究に力を入れて研究を行なっています.

年を重ねると筋肉がどのように変化するのか?霜降り化はなぜ起こるのか?霜降り化が起こるとどうなるのか?

霜降りは運動によってどう変わるか?などの疑問解決に向けて活動しています.

​研究キーワード:骨格筋,筋内脂肪,筋エコー強度,高齢者

過去の研究活動に関して取り上げられた記事

> 保健指導リソースガイド 筋肉の質の低下を決める3つの要因が判明

> 保健指導リソースガイド 手軽な運動で筋内脂肪を減少

一緒に研究に取り組んでいただける方を募集しています!

本研究室では,上記のような内容 (またはそれを応用させた内容) に関して,一緒に研究に取り組んでいただける方を募集しています.大学や研究機関の方はもちろんのこと,医療機関,民間企業,地方自治体関係の方も,気軽にご相談ください.

また本研究の活動に興味のある学生さんも気軽に連絡をください.

 

これまで共同研究を実施した機関:クリニック・病院,医療介護施設,市健康福祉局,健康関連財団など

現在進行中の研究テーマ

○ 筋細胞内脂肪・筋細胞外脂肪に関する研究

 共同研究者:秋間広先生,田中憲子先生,小池晃彦先生 (名古屋大学),高橋英幸先生 (筑波大学)

 >研究成果①研究成果②​・研究成果③

○ 要介護高齢者を対象とした研究

 共同研究者:梶尚志先生 (梶の木内科医院)

 >研究成果①研究成果②研究成果③

○ 高齢者の転倒に関する研究

 共同研究者:太田めぐみ先生,光山浩人先生 (中京大学)

○ 地域在住高齢者に関するコホート研究

 共同研究者:大須賀洋祐先生,木下かほり先生,佐竹昭介先生 (国立長寿医療研究センター)

 

○ 高齢糖尿病患者を対象とした研究

 共同研究者:土田和可子先生 (産業技術総合研究所)

○ 高齢者の運動と整形外科疾患に関する研究

 共同研究者:渡邊航平先生 (中京大学),別府諸兄先生 (聖マリアンナ医科大学)

 >研究成果①研究成果②研究成果③

研究設備

  教養教育研究院・体育系列所有

  ・等尺性膝関節伸展・屈曲筋力測定装置 (Vine)

  ・等尺性膝関節伸展筋力測定装置・可搬式 (竹井機器工業)

  ・等尺性足関節底屈・背屈筋力測定装置 (Vine,竹井機器工業)

  ・超音波画像診断装置・LOGIQ e Premium (GE)

  ・超音波踵骨測定装置・A-1000 EXP (GE)

  ・AD変換器・Power Lab (ADInstruments)
  ・In Body 670 (InBody)

  ・呼気ガス分析装置 (MINATO)

  ・血圧脈波検査装置・FORM-5 (フクダ電子)

  ・近赤外線分光装置・4チャンネル (ASTEM)

  吉子研究室所有

  ・等尺性膝関節伸展・屈曲筋力測定装置 (竹井機器工業)

  ・筋電図記録装置・4チャンネル (フォーアシスト)

  ・超音波画像診断装置・MicrUS EXT-1H (TELEMED)

  ・マーカレス骨格検出ソフト・Pose-Cap (フォーアシスト)

  ・身体活動量計 HJA-750C, ActiveStyle Pro (オムロン)

 

  外部機関

  ・3T磁気共鳴装置 (Siemence,名古屋大学・脳とこころの研究センター) 

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